9日の朝日新聞(香川版)に、香川県議会の政務活動費問題に関する記事が掲載されています。
2014年度分については、現在、市民オンブズ香川が住民監査請求をしていて、ちょうど今日帰宅したら、県の監査委員会から監査結果が届いていました。
一言で言うと、違法・不当な支出はないというもの。監査の過程で、議員側がまずいと思って、返金もしくは報告書を訂正したものは何件かあったけど・・・(これに関しては、一歩前進と言えますが)。
基本的に昨年度と同じで、相変わらずの監査と言えます。ホンマに監査してますの??と問いたくなります。これだけ住民監査請求のハードルが高いと、住民監査請求の意味がなくなってしまうと改めて感じます。
たとえば、自民党議員会の会派共同政務活動費。
年額63万円の領収書が1枚貼ってあるだけなんですね。それだけでは、63万円の使途が不明だから、その使途をチェックするのが監査でしょ??・・・・・ふつう。。。
なのに、領収書さえ提出していればよくて、会派からその中身についての報告がなくても構わない、報告の定めはないというもの。
なんじゃ、それ??
だったら、なんでもありになってしまいます。これでは、香川県の監査制度そのものが問われます!また、県議会もこの結果に甘んじるのではなく、本気で議会改革に取り組んで欲しいです。県民の皆さんは、税金がムダに使われていることに、もっと怒ってください!!