今日の議会運営委員会は、始まる前から呆れることばかり。
先日、お知らせした通り、今日、議会運営委員会がありました。
この委員会の傍聴に、7名の方が来られました(ちゃんと、開始15分前に!)。しかし、議会事務局では、「5名までと決まっているから・・・」ということを何度も繰り返し言われたそうです。以前、5名を超えて傍聴者が来られたことがあり、傍聴を認めたという前例があります。時間までに来られて認めないというのは、あまりに木で鼻をくくった対応です。委員会室に入る余裕がないとか、2名増えたことによって経費がかさむということも考えられません。
傍聴者と事務局とのやり取りがあり、結局は、当然のことながら7名すべての人が傍聴できました。
それにしても、議会をどんどん市民に開いていこうという今の地方議会の動きからすると、定員をきちっと決め、これを超えると傍聴できない、帰ってくださいという姿勢は時代遅れも甚だしいことです。皆さんお忙しい中、わざわざ市議会に足を運んでくださったのだから、「よく傍聴にお越しくださいました!」というくらいの姿勢が必要です。民間企業で、お客様に対してこのような対応をしていたら、それだけでアウトですね。
杓子定規に物事を考えるのではなく、臨機応変に対応したらいいと思います。高松市議会だけ見ていると何も感じないかもしれませんが、全国的には、定員をきちっと設けていて、それを超えると応じないという対応をしている方が少数派です。委員会室に入りきれなくて、傍聴者が廊下にまで溢れたという話はよく聞きます。それだけ、市民の方が、身近な政治に関心を持ってくださっていることに感謝しなければいけません。
さらに、私は、議会事務局職員から、「植田議員が、Facebookで傍聴をしてくださいと言っているから多く来た」とか、「ちゃんと5名までと書いておくように」と言われる始末。開いた口がふさがりませんでした。
普通、こんなこと冗談でも言わないのではないでしょうか???
どれだけの人が私のFacebookを見て傍聴に来られたのか分かりません(そんなにいないと思います)が、議員が市民の方々にお知らせするのは当然のことだし、現在は、多くの議会が、自治体議会のFacebookを開設して、どんどん傍聴を呼びかけているくらいです。
私は、先日掲載された読売新聞の記事にもあるように、市民の皆さんに、選挙の時だけ誰かを選んで終わりではなく、その後も議会を監視していただき、政治の場に参加して欲しいと思っています。そうしないと、投票率はますます下がるだけでなく、誰も議会に関心を持たなくなるのでは??と、強い危機感を持っています。