もう少しで2015年が終わろうとしています。
私自身、今年もいろんなことがあった一年でした。まずは、健康で生かされたことに感謝です。
さて、今年は、4月に統一地方選挙があり、何とか再び市議会で活動させていただくことができました。
2003年から2期8年、高松市議として活動させていただきましたが、2011年の選挙には立候補せず、社会人大学院生として立命館大学公共政策大学院で、主に地方議会の研究に勤しんできました。
この学び直しは、私が次の段階に進むためにどうしても必要だったことでした。
そして、5月から3期目がスタートしました。
3期目の市議ですが、気持ちは新人議員です。
市議会内では、臨時議会、6月議会、9月議会、12月議会とこなしてきましたが、重要だと思う議案質疑や一般質問では、問題や課題を指摘し、おかしいことはおかしいと発言してきました。
もちろん、これは、議員として最低限の仕事です。これ以外にも、賛同する議員たちと議員提案を積極的に行ったり、議会改革に対して提言を行ったりしてきました。
議会外では、市民オンブズ香川の代表として、香川県議の政務活動費について、香川県で初めての住民訴訟を行いました(現在進行中です)。今の政治のありようを変えていくには、税金の使い道を皆さんと一緒に考えていく必要があると思っています。その一つが、政務活動費の問題です。また、来年の市民オンブズマンの全国大会は、高松市で開催することも決まり、身の引き締まる思いです。
高松市議会について、市民の皆さんにはどんな通信簿をつけていただけたでしょうか??
私は、先日も書きましたが、「意思決定機関として必要なもの」として、①議員同士の活発な議論、②議会で議案修正を当たり前にする、③決定機関として説明責任を果たす――まずは、この3つができ、当たり前の議会にするために、しっかり勉強して力をつけていかなければと改めて痛感した一年でした。
当たり前の市議会になるように、市民の皆さんには、常に議会を監視し続けていただきたいと思います。
そして、いろんなかたちで議会の中にどんどん参加してください。議会を鍛えていただきたいです。
それをお願いして終わりにします。皆さん、お世話になりました。よいお年をお迎えください!